社会人になり、本を読む時間も、ブログを書く時間も以前より少なくなってしまったけれど、今後も今まで通りこのブログを続けていきたいと思う。
JETOROのIT分野の調査を担当していた渡辺氏によって書かれた、最近のウェブにおける10のトレンドをコンパクトにわかりやすく解説している良書。
- Direct
- Free
- Crowdsourcing
- Presence
- Web-Oriented
- Virtual and Real
- Videos
- Interface
- Search
- Semantic Technology
個 人的には、今更ながらだけど、ニコラス・カーの「IT doesn't matter」を読んだ後にこの本を読んだので、CrowdsourcingやWeb-Orientedあたりを読みながら、相変わらずSaaSという言 葉を嫌って使わない某イノベーターが、これらの破壊的トレンドに、果たして対応できるのかなと思いつつ読んでみたり。
破壊的イノベーションについては、以前もこのブログで書いたけど、そもそもインターネット通信自体が、電話に対する「破壊的イノベーション」であり、AT&Tは、見事に「イノベーションのジレンマ」にはまってしまったわけで・・・
いかに「破壊的」トレンドに対応できるかが企業、個人にとって致命的な問題になってくるわけで、テクノロジーの進歩が激しいIT業界にいる人のみならず、そんなの関係ぇーと思っている他業界の人も一読すべきだと思う。
「最初の小さな変化は気づかなかったり、取るに足らないものと思いがちだが、小さな変化の1つ1つをブックマークしておけば、それらが短い線になっていることに気づくであろう。」(渡辺.P.212)
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