2008年12月31日水曜日

2008年〆

2008年の一月から書き始めたこのブログですが、およそ1年間で122(この記事を含まず)回のエントリーをしてきますた。


今年のハイライトは、やはり「次世代マーケティングプラットフォーム」の著者である湯川鶴章さんのブログで、自分の書いた書評を取り上げていただいたことでしょう!! 


本業の仕事がなかなか上手くいっていない中で湯川さんに取り上げていただいたので、本当に嬉しかったし、救われました。。今後も、ライフワークとしてブログを書いていきたいと思っております。(勿論、本業の仕事もがんばりますがw)


で、多くの有名ブロガーに倣って、今年注目したことを挙げるなら、やはり今年はiPhoneを含むモバイル系のニュースでしょう。モバイルのタグのついた記事を見てみるとわかるかと。


2009年は、いよいよAndroid OS搭載の携帯端末が日本のメーカーからも発売されるようなので、日本のケータイ2.0に注目です。


では、良いお年を。

2008年12月30日火曜日

ケータイ小説的。

メディア論を読んだ後に、ケータイ小説的。を読む。我ながら、天才的な本のチョイスだと思ったw



ケータイ小説は、言うまでもなくケータイという極めてパーソナルなメディアの普及、そして『それを司る女神』すなわち浜崎あゆみという存在なくして成立しない。

『尾崎の一九八〇年代には反抗すべき敵として、権威や大人の社会が存在したのだが、一九九〇年代の末においては、敵は社会ではなく自分の内面であるという具合に変化したのである。』


また、ケータイ小説は、『ファスト風土的な郊外から生まれた新しい文化』であり、八〇年台以降の書店の郊外化を論じてきた小田光雄が指摘した『出版を通じて日本人が形成された』という主張に倣うなら、『夏目漱石は置かれていなくとも、ケータイ小説は大量に並んでいるような流通システムによって形成されたこれまでとは違う日本人』によるもの、とのこと。



ケータイ小説を読んだことがないので、ケータイ小説のことが全く理解できなかったが、この本を読んで、ケータイ小説的な状況については理解することが出来た。多くの書評でも高い評価が与えられているけど、本当に面白い本ですた。

メディア論

メディア産業に身を置いているので、メディア論でも勉強しようかと思いまして。

メディア論 (放送大学教材)を読んでみた。


まず、この本では、

『メディアの発展が、それを支える技術的な革新によってこそもたらされたのだと考える人々は、しばしばこのような段階的で直線的な発展モデルでメディアの歴史を捉えようとする。だか私たちがこれから具体的に見ていくように近代におけるメディアの展開はこれよりはるかに複雑であり、重層的である。次に現れる「ニューメディア」は、技術決定論的な発達史観によってではなく、その時代ごとのメディアと社会の全体的な構造関連というコンテクストの中にこそ位置づけられなければならないのだ。』

という主張からスタートし、


2章以降は、グーテンベルクによる活字メディアの時代の幕開けから、新聞→電話→テレビ→インターネットの誕生までのメディア史を、『社会的なコンテクストの中に位置づけて再解釈』し、簡潔にまとめられている。中でも、電子メディアの発展については、9章にて歴史的、社会的なパースペクティブを含め、細かく述べられている。また、6章では、日本のマスメディアの業界構造にも触れられており、業界を理解するのにも役立つ。


その他、7章からは、メディア論という学問の歴史について、群集論からコミュニケーション論、プロパガンダ研究からマスコミ研究、さらにマクルハーンやカルチュラル・スタディーズまでがまとめられており、また11章ではメディア・リテラシーについても触れられていて、メディア論の入門者にとっては、メディア論全体を大まかに学ぶことができて、極めて分かりやすい構成となっている。


目まぐるしいスピードで新たなテクノロジーが次々と登場する今日、その新たなメディアの技術的な側面のみに注目するのではなく、どのような社会的なプロセスの中からそれが誕生してきたかを考えることが、メディアを理解するのに最も重要な姿勢であるということを、この本を通じて認識させられた。

ドラマをネットで無料配信

NIKKEI NET: 深夜ドラマ全編、ネットで無料配信 読売テレビ



『ネット利用者の口コミ人気でドラマの視聴率を上げる狙い。深夜ドラマ視聴者はネット利用者が多く、相乗効果が大きいと見ている。』



メモ。

2008年12月28日日曜日

Wii 出前チャンネル

IT Pro:Wiiから出前注文が可能に、夢の街創造委員会が「出前チャンネル」を来春開始


これは、逸脱ですな。


学生時代、友達同士で集まって、ピザを食べながらWiiで遊ぶとかしていたので、かなりアリだと思うこのサービス。来年も引き続き不景気そうだし、遠くに出かけるより家でWiiでもしながら、出前でも取るかっていうシチュエーションは、ますます増えそうかと。


ちなみに、個人的には、Wiiの出前チャンネルで注文した際には、おしぼりを通常より多目につけてくれたりするサービスがあると嬉しいかもw

2008年12月19日金曜日

広告収入 or 課金収入

最近、「タダが当たり前」の時代は終わる?といった議論があったり、GREEが売り上げのおよそ70%を課金収入でまかなっているといったニュースがでてきたりしているわけですが・・・


AdvertisignAgeの記事によれば、

『 Consumers might "hate ads," but not enough to pay even as little as a few cents a day to avoid them.』


とのこと。


ちなみに、いつもpodcastで聞いているTBSラジオのJUNKが、お金がないという理由から12月25日に有料のスペシャル番組を開催するらしく、いつも楽しく拝聴させていただいているコンテンツのスペシャルバージョンならお金払ってもいいかもっと思ったり。。



広告モデルとコンテンツ課金モデル・・・どうなっていくんでしょう??

検索について

みずほ情報総研:情報検索行動からのファインダビリティ向上



メモ。

2008年12月18日木曜日

ビデオ広告市場

CNET:ビデオ広告市場は2009年に45%成長へ--米調査



『オンライン広告の拡大は鈍化するかもしれないが、ビデオ広告市場は2009年に45%増の8億5000万ドルに拡大すると、ある調査会社は予測する。』



メモ。

2008年12月16日火曜日

セックスよりインターネット

IT Media: 女性の半数、男性の3割が「セックスよりインターネット」――Intel調査



『テレビとの比較では、女性の61%がインターネットに1週間接続できないより、テレビを2週間見ない方がましと回答し、男女合わせた場合でも58%となった。多くのテレビ番組や映画がオンラインで視聴可能になったことが大きく影響しているようだ。』


この調査のサンプルが異常なのか、それとももはや普通のことなのか・・・

アメリカでも草食化っ?!

テレビコマーシャルと買い物

第16回生活者アンケート <テレビコマーシャルと買い物>


メモ。

2008年12月15日月曜日

KDDI×テレビ朝日×朝日新聞

IT Pro:KDDI,テレビ朝日,朝日新聞が提携,共同で携帯電話に重大ニュースを配信


『新サービスの料金は未定。有料にするのであれば,NTTドコモが提供している情報サービスのiチャネルと同程度の「150円以上には設定しづらいだろう」(KDDIの高橋本部長)というように低価格に抑える見通し。無料として広告モデルで運営する可能性もある。』


「タダが当たり前」の時代は終わる?と言われる昨今、どのような戦略を出してくるのか注目。

2008年12月11日木曜日

グーグル・アドセンスの歩き方

『本書ではアドセンスを活用して高収益をあげているサイトをケーススタディとして多数取りあげながら、一攫千金を狙えるさまざまなノウハウを具体的に紹介します。』

とのこと。


2008年12月10日水曜日

Recruit×テレビ朝日

NIKKEI NET:リクルート、テレビ朝日と資本・業務提携 25億円を出資


『リクルートの雑誌などとテレビ朝日の番組を連動させた企画などの実施を検討する。』


とのこと。。

2008年12月9日火曜日

渋谷・ハチ公前に埋め込み型「発電床」

シブヤ経済新聞:渋谷・ハチ公前に埋め込み型「発電床」-通行人の振動で発電



『「将来的には発電床を使い、『発電する街』『発電するビル』が登場すると考えている」』


これ凄いwww

BRUTUS meets YouTube





that's it.

2008年12月6日土曜日

着ウタ

CNET: 着うたがどうやって生まれたか、知っていますか




『2つめのポイントは、インフラ面での手軽さだ。代金は携帯電話の月額料金と一緒に請求されるため、インターネットでクレジットカードの番号を入力することに抵抗がある人や、クレジットカードを持っていない学生でも気軽に利用できた。また、専用の音楽再生ソフトをインストールする必要もなく、ダウンロードして再生ボタンを押せばすぐに音楽が楽しめた。』



やっぱり決済の手軽さは、かなり重要だと思う今日この頃。

2008年12月5日金曜日

ニコニコ動画(ββ) 「クラウドメッセージング」

via::広告会議ニコニコ動画が「ニコニコ動画(ββ)」としてバージョンアップ


ニワンゴ:プレスリリース


『従来のネット上のサービスは個人での利用に特化した形に進化してきましたが、これは人々の共通体験の場を減らし、人と人のコミュニケーションを減らしてきました。

「クラウドメッセージング」は、この失われた共通体験をネット上で再現し、大人数にネットでの一体感を与えます。「個」に特化してきたネット上の進化とは違う方向に発想する、「集団」での一体感の共有が、クラウドメッセージングを通じてニコニコ動画が進化する先となります。そして、このクラウドメッセージングを具体的に実現する機能として、ニコニコ動画内に「ニコニコ広場」を開設します。』


ktkr

2008年12月4日木曜日

Nokia N97


Nokia N97 marks evolutionary milestone for Nseries and mobilekind





『the N97 carves a new space in the otherwise blurred realm between smartphone and laptop』


スマートフォンとラップトップの間。

Nokia、Symbian買収を完了

IT media:Nokia、Symbian買収を完了



こちらは、垂直統合型できたか。。



「垂直」対「水平」・・・どうなるのでしょうか?

2008年12月3日水曜日

デジタルサイネージ市場規模予測

NIKKEI NET: ディスプレー広告市場、3年で36%の拡大予想 富士キメラ総研

『08年の市場規模は13.6%増の649億円と予想している。内訳はシステム販売が425億円、コンテンツ制作や配信管理サービスが53億円、広告が170億円。』


次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うものでも触れられているデジタルサイネージ、今後ますます拡大していく模様。

Amazon Best books of 2008

Amazon Best Books of 2008



和書に関しては、勝間さんの影響、強し。



あと、血液型って。



自己啓発に励みつつ、その一方では血液型を参考にw

2008年12月2日火曜日

YouTube Symphony Orchestra

YouTube シンフォニーオーケストラ




『世界中の音楽家を、YouTubeシンフォニーオーケストラのオーディションに招待します。あなたの動画は他の音楽家の動画と組み合わされて、一つのコラボレーション演奏動画となります。また世界中のユーザによる投票により、2009年4月15日にカーネギー・ホールで演奏する演奏家が選出されます。』


Broadcast yourself!

2008年12月1日月曜日

Brutus YouTube特集

あえて、購入。

『YouTubeのユーザー数は世界で2億8000万人。うち日本のユーザーは、1980万人。日本でのPV数は一か月で約15億、一人あたり平均1時間14分13秒視聴している。世界で1分間にアップロードされる動画は、約13時間分。今あるすべての動画を見るのには、約2000年かかる。』





著名人の好きな動画リストが知れて、面白いw

Goo Research 「ネット広告に関する定期調査」

internet.com 「ネット広告に関する定期調査」


『7割以上の回答者が検索連動型広告を広告として認識し、目にしているとの結果だ。』


当たり前田クラッカーwかな?

2008年11月29日土曜日

草食系男子「お嬢マン」

まるで俺のこと?と思いつつ、電車の中で一気読み。


痛快です。


2008年11月20日木曜日

目のつけどころが

毎日JP:シャープ:グーグルOS携帯の商品化へ 来年にも発売か



『松本副社長は「アンドロイド端末の開発も同じくリナックスベースなので、効率が悪くない形で考えたい」とし、海外展開も検討するという。』



シャープですねw


関連:日本のケーターイを開放するw

2008年11月14日金曜日

検索するエンジン『DeepDyve』

WIRED VISION: ゲノミクス研究から誕生、「ディープ・ウェブ」を検索するエンジン『DeepDyve』


『ヒトゲノム計画に参加する科学者たちが立ち上げた研究向け検索エンジンは、『Google』でさえも未踏の領域、「ディープ・ウェブ」に到達すると主張している。』



人生いろいろ

男もいろいろ

検索エンジンだっていろいろ咲き乱れるの?!

ネット広告がテレビCMに追いついた?!

20代には「ネット広告」が効果的?――アイシェア調べ



『20代だけはネット広告が66.7%と、テレビCMの50.0%に比べ16.7ポイントも上回った。』


とのこと。


まあ、ネットユーザーにメールで調査しているんで、サンプルの特徴もしっかりと考慮に入れないといけないけど、ネット広告やるなーw

2008年11月8日土曜日

トクー!市

1泊2食付「109円」「2980円」 超価格破壊「旅行」どうして可能?




『「『トクー!市』は名物コーナーで露出も高い。広告枠と提携宿泊施設には捉えていただいている」』



にしても安いなぁーwww

2008年11月7日金曜日

Mary Meeker 2008。

メモ。

みんな大好きTech Crunchから

Mary Meekerが50枚のスライドで世界を見渡す


世の中下り坂orz

2008年11月5日水曜日

オバマのコミュニケーションデザイン

Google Insights for Searchで

・Obama
・MaCain

を調べてみると

結果はこちら

アフリカ大陸からの検索クエリが目立つのが、極めて興味深い。


あと、注目すべきは、10月30日にObamaという検索クエリが急上昇していること。ちょうどこの日に、Obama陣営は30分CMをプライムタイムに放送している


YouTubeやFacebook等々のSocial Mediaが普及して初の選挙となった今回、Obama陣営のコミュニケーションデザイン力は、常に戦略的だった。それは、Ad Age's Marketer of the Yearに選ばれるわけだ。。


ちなみに、Obama氏がYouTube上で開設している公式チャンネルには、合計1821個の動画がアップされている。どれも再生回数が凄まじい。ObamaGirlも話題だったし。


さて、日本はどうなることやら。。

2008年11月3日月曜日

クラウド・コンピューティング競争の構図

NIKKEI NETよりクラウド・コンピューティンに関してまとめた記事があったのでメモ。


クラウド・コンピューティング競争の構図(上)

クラウド・コンピューティング競争の構図(下)

わがままファッション ガールズモード

NIKKEI NET:ゲームはついに「正解のない面白さ」に辿り着いた!


『この楽しさに、みんなが飛びつきました。発売から数日がたった時点で、すでにネット空間には巨大なショッピングモールが出現。1000を超えるショップが開かれ、大きな賑わいを見せています。』



2008年のヒット商品

日経トレンディ「2008年ヒット商品ベスト30」


メモ。


ちなみに一位は、Private Brandとのこと。






カンブリア宮殿:日本化学工業

テレビ東京・カンブリア宮殿を見ていて感動したので。


CSRやらCause-Related Marketingやら"手法"はいろいろあるけど、心からステークホルダーの幸せを考えている企業はまだまだ少ないと思う。そんな中、日本理化学工業は、大山社長がトップに立ち、障害者の方を積極的に雇用し、彼らに働く幸せを与えている(社長は、そのことで彼から幸せを与えてもらっていると考えている)素晴らしい企業だと思った。


これを取り上げたテレビ東京も偉いし、今後もこのようなステークホルダーの幸せを心から考え、それを実践している企業や団体を積極的に取り上げていって欲しいと思ふ。

可視光通信コンソーシアム

NIKKEI NET:ドコモなど25社、照明の光で高速ネット 09年末、実用化めざす


『既存の照明や電力線が利用できるのでインフラ投資が要らない。2009年末の実用化をめざす。』


なにやら凄そうです。

2008年11月1日土曜日

2008年10月29日水曜日

MSとアカマイ。

ただのメモ。

MSとアカマイ、HD動画ストリーミングで提携--Silverlight技術を活用


『Akamaiは、2009年初めに一部のメディア顧客向けにベータ版の「AdaptiveEdge Streaming for Microsoft Silverlight」サービスをリリースする計画だ。このサービスは、Microsoftのメディアプレーヤー「Silverlight」を搭載した 「Windows Server 2008」上で稼働することになる。』

2008年10月28日火曜日

commoncraft

YouTubeから「おすすめ」されていたので。




Plain Englishなので、英語のリスニングの勉強にもいいかと思いつつメモ。


The Summit on the Global Agenda 2008 on YT

Summit on the Global Agenda






Dubaiで開催らしい。

あー、Dubaiが懐かしいw

mixiまでも年賀状。

[速報]マイミクに郵送できる「mixi年賀状」--ミクシィが日本郵便と連携


『mixi内での友人である「マイミクシィ」に、住所や本名、メールアドレスを知らなくても年賀状を送ることができるサービスだ。』


ほぇー。。。

2008年10月23日木曜日

年賀状広告。

世界初、“無料で出せる”広告付き年賀はがき



『広告の内容は正月セール情報や宅配飲食店、正月映画、スクール情報など、“正月・年始に関連づいた内容”やクーポン付きが中心となる予定。同社は「年賀 はがきのやりとりは親しい人同士のやりとりであるため、通常のダイレクトメールと比較しても中面広告の開封率が高い」と言い、無料で利用できるユーザーは もちろんのこと、企業側にも高いメリットがあると語る。』


確かに。。
そこにスペースがあったとは。。

イーモバイル 「Touch Diamond」

[市況]なぜ売れる? イー・モバイルのタッチケータイ「Touch Diamond」


「携帯端末とPC、どちらでインターネットした場合も通信料は定額というわけだ。これにより、PCのインターネット通信料と携帯電話のパケット料金で2重に掛かっていた通信料を一本化することができる。 」


以前から欲しいと思っていたけど、さらに欲しくなってきたwww

Disruptive Innovation

YouTubeのHarvard Business Schoolチャンネルで"Disruptive Innovation"に関する、非常に分かり易い解説があったのでメモ。





この動画の中で、Innosight社のScott Anthonyが破壊的イノベーションの具体例としてPS3とWiiに関して話しているけど、偶然にも同じ内容のエントリーを今年の2月のエントリーをしていた

2008年10月18日土曜日

EFT投資

インデックス・ファンドとは、「市場の平均点をそのまま買うこと」とのこと。

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践に紹介されていたEFT投資について知りたくて購入。






かなり丁寧に書かれているので初心者でもすぐに理解できる。


ただ、今のご時勢もあるし、素人がすぐに実践するのは危険な気もする今日この頃。。

このご時勢の資産運用。

Amazonでのレビューが高かったし、このご時勢なので買ってみた一冊。




「国際分散投資による長期資産運用」の弱点を指摘しつつ、外貨預金とEFTなどの株式投資により着実に資産を増やす方法が細かく書かれている。


本日のニュースでも「ネット証券申し込み急増」とあるけど、この本の影響もかなりありそうな 笑

次世代マーケティングプラットフォーム

次世代広告テクノロジー」から「次世代マーケティングプラットフォーム」に。


この本では、ハーバード・ビジネススクールのクラーク・ギルバード氏の主張をもとに、

「技術革新は周辺のグレーな領域で起こる。コアな領域とグレーな領域を合わせると、技術革新の結果、市場は大きく拡大する。ただ、コアな領域の製品、サービスは、グレーな領域のサービスと比べて相対的に地位を低下させるだろう。そして最終的には、売上高という絶対的な数字の低下につながっていく」

というフレームワークを用いて、広告業界のコア=マス広告、周縁=出現しつつある様々な広告テクノロジー(マーケティング・テクノロジー)と捉え、出現しつつあるマーケティング・テクノロジーは、マスマーケティングによって失われてしまったOne to Oneな関係を新たな形で取り戻す、「サザエさんの三河屋さん的な、情報発信、サービス、アフターケア、販売、配達など、全ての一体化した企業活動」を可能にするものと考え、その最新の三河屋さん的な様々なマーケティング・テクノロジーが具体的に紹介されている。



なかでも、2章では、ウェブ解析ツール・サイトカタリストのOmnitureやSaaS型のCRMを販売するSalesforce.com、広告マーケットプレースのDouble Clickといった最新テクノロジーを用いて三河屋さん的なサービス展開している企業の主要人物へのインタビューがあり、大変参考になった。個人的には、もう少し広告マーケットプレースあたりの細かな説明があれば、さらに満足だったかなっと。。




前回の「次世代広告テクノロジー」同様に、とてもエキサイティングな価値ある一冊。

トヨタ IQ

トヨタ、4人乗り超小型車「iQ」を投入


「マイクロプレミアムカーという新カテゴリーを開拓する」と意気込みで作られた「IQ」。


ひろーい世界を見た時に、この小型車のプラットフォームをきっちりとトヨタが開発したことは、とても意義深いと思う。

弾言。

小飼弾さんの著書「弾言」を読んで、刺激されたので、最近サボっていたブログを書いてみる。





有名ブロガーである彼の意見は、時に過激で好き嫌いがはっきり分かれるけど、基本は「自分で自分を管理することが重要」ということをシンプルに言っているのであって、個人的には凄く好き。なんだろ、ビートたけしの本を読んでいる感じで、スパイスの効いた弾言が極めて痛快。


気になったポイント

・カネ以上に時間を節約すべし
・読書は最高の自己投資・・・多くの本を読み飛ばす、読書の前後で自分がどのように変化したかを読むことが重要
・ブログは最強の勉強ツール
・何事も自分のせいだと考える
・自分のバランスシートも大きさではなく、質が重要
・ネットワーク理論で人付き合いを考える

などなど


各章の終わりに彼のお勧め本も載っていて、とてもお得な一冊ですた。

2008年9月9日火曜日

Google、テレビCMでNBC Universalと提携

Google、テレビCMでNBC Universalと提携


米国では、オフラインメディアにもかなり力がお入りのようで・・・

2008年9月3日水曜日

マイクロソフトと「ニコニコ動画」が連携

NIKKEI NET: マイクロソフトと「ニコニコ動画」が連携


結構衝撃的w

今後、動画コンテンツまわりがどうなっていくのかさらに楽しみ。


2008年8月28日木曜日

Top Japan Web Site Rankings for June 2008

comScore Releases Top Japan Web Site Rankings for June 2008



"To ease the effect of rising gasoline prices, many people in Japan sought summer leisure activities close to home and within their budgets, prompting a 16-percent gain in the retail – movies category to 6.3 million visitors."



オイルプライスが上昇すればするほど、より積極的に「検索」する。この流れは、オイルプライスが上昇する限り、今後も他の業界でも続いていきそうな気が。。

TV→価格.com。

CNET: テレビで紹介された商品、すぐに購入できます--価格.comが「テレビ紹介情報」を開始

価格.com:テレビ紹介情報


「地上波民放の関東5局で放送されるすべての番組で紹介された商品の情報を、番組内容や出演者情報とともに放送時間順に紹介。情報は24時間ほぼリアルタイ ムで更新される。番組タイトルは放送局と日付、時間帯からの絞り込みに加え、50音順で表示された番組一覧ページからも検索できる。」


とのこと。


お上手w

携帯サイト勢力図(下)

携帯サイト勢力図(下)


(上)をメモったので、続きで(下)をメモ。



「注目すべきは「企業名、商品名などの固有名詞」の検索結果に対して、検索キーワードと検索結果が一致しないことへの不満をもっているユーザーが多数存在し ている点である。パソコンでの検索に慣れているユーザーが、まだまだ精度が低いモバイル検索結果に不満を持つのは当然のことかもしれない。しかしながら、 検索の基本とも言える企業名およびブランド名で検索した場合に目的のサイトが上位に表示されていないことが多い現状には大きな失望が寄せられている。」


こういう現状だからこそ、モバイル広告を含めモバイルでもきっちりとSEM対策をすることが重要かなっと。しかも、早ければ早いほどよいような。

2008年8月27日水曜日

日本のケーターイを開放するw

シャープ 欧米市場で携帯電話「本格参入」へ



国内市場の縮小や、そもそもGoogle Androidの登場によりVertically Integratedな産業構造からHorizontally Specializedな産業構造への大きな変化を受け、ようやく日本の携帯メーカーが世界市場に参入する本格模様。


液晶テレビとは、製品特性も現地でのキャリアとのアライアンスなど販売戦略も全然違うので困難は多いだろうけど、是非日本のメーカーに頑張っていただきたい!

Russia

Russia Has Fastest Growing Internet Population in Europe



"Although Russia had the fastest-growing audience in Europe, it ranked near the bottom in terms of penetration and page views."


まだまだ伸びそうなw

ECに関する調査

インターネットショッピングしてますか?


こちらも、「インターネットショッピングしていますか?」という質問をインターネットを通じて、わりと日頃からインターネットを利用している(だろう)人たちに対して調査をしているので、約93%の方が「利用したことがある」という結果をそのまま受け入れるわけにはいかないけど、

「2年前と比べ、月に1回程度はインターネットでショッピングされる方が増えているようです。利用できるお店が増えたこと、購入できる商品も豊富になったことでさらに利便性が高まってきたのかもしれません。」

とのことなので、年々ECが普及している状況が理解できるかと。

携帯ゲームに関する利用動向調査

MMD研究所:携帯ゲームに関する利用動向調査


によると、


1:携帯ゲーム 10~30代の利用経験率 9割以上
2:男女共に人気の携帯電話ゲームは「トランプ・麻雀等のテーブルゲーム」
3:長時間遊んでいるのはポータブルゲーム機より携帯電話ゲーム
4:携帯ゲーム未利用者その他のゲームもしない傾向
5:携帯電話以外のゲーム機利用はニンテンドーDS(ライト)が6割
6:携帯ゲーム 今後の利用意向女性では8割以上



とのこと。


モバイル調査なので、それは当然だろっと思いつつ、「携帯ゲーム 10~30代の利用経験率 9割以上」というのはやはり勢いがあるなーw

2008年8月10日日曜日

北京五輪系広告状況。

デジタル媒体に広告の比重が移る北京五輪


「マクドナルドはアテネ五輪では、デジタル媒体には1銭も広告費を割かなかったが、今回は10%を投入。クリネックスは30%、スピードは全額をデジタル媒体に充てるという。」


ということらしい。


チベット問題やそもそもお隣の中国で開催される五輪ということなどもあって、日本でも企業が企業イメージを考えつつちょっぴり広告を出すのをためらっているように感じるけど・・・・テレビを見ている限りは。。(といっても、最近テレビあまり見ていないからわからないけどねw)



「Millions of Americans will watch the Olympics but never turn on a TV set.」


オリンピック=テレビ売れるのイメージがあったんだけど、これも徐々に変わってきそうだなー(もちろん、オリンピックは高画質大画面でという人が多いと思うけど、そうでない人もそれなりに多い状況になったかと)


まあ、明日はワンセグでオリンピックでも見ようかなw

MIXI内競争。

MIXIにて、新機能の「みんなのエコー」というtwitter likeなサービスがテスト開始されて数日


個人的には、日記を書くのが面倒だったのでちょうどいいアイテムだったんだけど


MIXIのマイページをデフォルトの設定にしてあるので、「MIXI日記」よりも上に「みんなのエコー」が表示されていて、友達のMIXI日記が更新されていてもそれが自然と目に入らない。




「MIXI日記」対「みんなのエコー」



今後のMIXIの戦略が気になるー

2008年8月8日金曜日

2008年8月7日木曜日

MIXI みんなのエコー。

毎日MIXIは欠かさずチェックして、友人の日記は読んでいるけど、正直社会人になってからは、ほとんど自分で日記を書いていない状況でして・・・


twitterが日本でローンチされた時には、サービスに登録したものの、周りもあまりやっていなかったこともあって、三日坊主に・・・・


そんな中、お試しローンチしたMIXIのみんなのエコーがでたので、やってみた。


すると、これがかなりいい感じw



日記だと書くのに時間かかるしなー

でも、友人ともコミュニケーションを取りたいという今日この頃、

使わせていただきますw

2008年8月3日日曜日

Airlineの戦略。

「空飛ぶホテル」A380導入の賭け 決断迫る全日空



どう考えてもBoeing787(Made with Japanっていう、この新聞広告がかっこいい)だろって思っていたけど、納期がこんだけ遅れてくるとAirbus A380もありなのか・・・・



今後の全日空の戦略がかなり気になる。

夏ビジン。

資生堂「夏ビジン」のキャンペーン。




杏さんが綺麗すぎる。


夏ビジン。杏編



この夏一番好きなCMですwww

2008年8月2日土曜日

スポンサー第一号:東芝。

YouTube でビデオ・コンテスト


ついに日本でもYTのビデオ・コンテストが開始された。


第一号のスポンサーは、東芝。



ちなみに、テレビ放送の第一号のスポンサーも『寿式三番叟』を提供した東芝らしい




東芝というと技術力や商品開発力は優れているけど、プロモーションに関してはおとなしめなイメージがあったけど、実はサザエさんも東芝の提供だし、プロモーション系にも熱い会社なんだなっと。

アノテーション機能。

via:: Samsung Spot on YouTube with Interactive Annotations


Samsungカナダの携帯電話のプロモーション。





YTのアノテーション機能を使って、choose-your-adventure-style story。

もちろん、Follow your INSTINCTでしょ。夏だし 笑


テイスト的には、ライフカードの「どーすんの!?俺」(桜井幸子が出てるマドンナ編)と同じような感じだけど、YTを使ってこれが出来ちゃうんだから素敵です。


iPhoneパクリと呼ばれているINSTINCTの今後はいかに??

都市のランキング。

マーサー 『2008年世界生活環境調査』 


なんとなく面白いので、メモメモ。


個人的には、東京よりも関西の方が住みやすかったと思ふ。。

2008年7月30日水曜日

TVCMに関する調査。

レポセン:「テレビCM」に関する調査


邪魔だし、録画した番組を見る時はスキップするのに・・・・


なんやかんやで好きな芸能人が出ていたら見るし、重要な情報源のひとつと認識していて、今後も半数の人が見たいと思っている、


テレビCM。



そういえば、欧米では映画俳優や一流の芸能人がTVCMにでることはないらしく、日本だとTVCMに出てこそ一流芸能人みたいな感じがあるけど、日本のほうが、Ad as Contentsという文化が根付いているのか?

2008年7月28日月曜日

急上昇ワード YT

急上昇ワード for You Tube


これを見ると、昨日のTV番組で何が話題だったのかすぐに分かるwww

2008年7月27日日曜日

モバゲーorz

インターネット広告のひみつ:「モバゲータウン」PC版、全ての利用者に開放



MIXIはバリバリ使いこなせるのに、モバゲーはさっぱりわからない。。。

25歳の俺ですら、本当に、「最近の若者はわかならい」という状況w

PCでも使えるようになったので、ぼちぼち使って勉強します。



でもうひとつ、

インターネット広告のひみつ:「モバゲータウン」広告枠、電通系代理店が包括販売


包括販売って、いかにもDらしいwww

2008年7月24日木曜日

オイルプライスの影響

Ad Innovator 米自動車広告費は14%下落、オンラインは増加


景気後退やメディア視聴の変化・・・・色々な要因があると思うけど、個人的に注目なのは、オイルプライスの上昇。


単純にこれだけオイルの値段が上がったら、消費者はそれに対応しようとより能動的に情報を求めにいくのも当然だろうな。だから、オイルプライス上昇の影響は、能動的なメディアにとっては良いことかもw


まだまだ日本では自動車系の広告主はマス媒体中心でやっているけど、オイルプライス上昇の動きがそれを変える一因になりうるかも。

黒い綿棒。

綿棒がなくなったので、コンビニに行ったついでに綿棒を探してみると、


”普通”の白い綿棒



黒い綿棒


があり、黒い綿棒のほうが安かったので、そちらを購入。



で、黒い綿棒で風呂上りに耳を掃除してみると、これがなんともいえない快感。


これからは、たとえ値段が普通の綿棒より多少高くても、黒い綿棒を買うようになるだろうなー




「ただ色を変えただけ」かもしれないけれど、「取れたものが見たい」という人間のちょっとした欲求を満たしてくれる、これを考えたは人偉いなー。

特に、コモディティにおいては、何気ないちょっとした欲求を満たす工夫を商品に織り込むことが、ますます重要になってくるだろうなっと。

2008年7月20日日曜日

モバイルコンテンツに関する調査。

総務省 「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果


調査によれば、


2007年のモバイルビジネス市場は11,464億円。


うち、

モバイルコンテンツ市場が、4,233億円

モバイルコマース市場が、7,231億円


とのこと。


モバイルコンテンツ市場に関してはやはり電子書籍が急成長らしく、モバイルコマース市場に関しては、全体として堅調な伸びをしている模様。


via:ケータイWatch

2008年7月19日土曜日

What is Ineternet for you?

『デジタルネイティブ -次代を担う若者たち-』


9月に放送予定のNHKスペシャルの番組。


一応、視聴者参加型になっている様子。


現在25歳、ギリギリ、デジタルネイティブとしては是非見たい番組w

2008年7月15日火曜日

Car as media

トヨタが新車購入促進策、車両に広告90日で6万円払い戻し


大学2年のゼミで、地域活性化のために何かやろうということで、車に広告つけて地元商店街の宣伝を、地元住民の車に広告くっつけてしてもらったらいいじゃん・・・とか考えていたんだけど、ついに世界のトヨタが始めるとは。


面白い試みだと思うけど、事故のリスクもかなり大きいような・・・・

2008年7月14日月曜日

広告系総会(夏)

お手伝いということで参加させていただいた広告系総会(夏)。


自分が今広告マンとして働いているのも、学生の時から広告系ブロガーの方のブログを購読させていただき、最新の広告業界の情報や独自の分析を勉強させてもらったことが大きいと思う。だから、広告系ブロガーの方(僕にとってはスーパースター)とFace to Faceでお話させていただいたことは、本当にエキサイティングだった。

でも面白いのは、僕にとってのスーパースターは、大鵬でも王や長島でもなく、広告やメディア、ネット業界の優秀なサラリーマンの方だってこと。その方たちが、僕にとってのスパースターになったのも、このブログという新しいメディアがあってこそなんだろうなーっと。


今までこのブログも自分のメモ用的な要素が多かったけど、今後はもっと自分の意見を出していけるようにしようっと。

当日、お話や名刺交換させていただいた広告系ブロガーの皆様、また主催の高広さん、広告会議さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m

2008年7月4日金曜日

モバイル系メモ。

MobileMarketingが発表した「携帯ユーザーのパソコン利用スタイル調査」によれば、


<モバイルマーケティング・携帯ユーザー調査結果まとめ>

1.携帯アクティブユーザーの約5割は、ケータイのみでインターネットを利用
2.約8割が、パソコンより携帯電話を利用する時間が圧倒的に長いと回答
3.メール利用では、9割以上が携帯電話のメールを中心に利用
4.ネットで調べ物をする際は、パソコンを利用する割合が増え、特に男性では顕著
5.67%が、企業は携帯サイトを持つべきだと考えている


とのこと。


まあ、「携帯ユーザーに対して、携帯サイト上で調査」しているので、それはそうだろって感じもありますがw



あと、モバイルでのECについてのIMJの調査、「モバイルショッピングサイトのTOPページ調査 商品画像は多くすべき?少なくすべき? 」によれば、



「印象に残り、取扱商品を強く訴求できるTOPページを作成するには、ある程度ページサイズが大きくなったとしても、画像の使用・デザイン性の高さなどに配慮する必要」


とのこと。


にも関わらず、


モバイルショッピングの利用経験があるユーザーに、利用にあたって重視する点を聞いたところ、

第1位は「信頼感(63.1%)」
第 2位「購入のしやすさ(60.3%)」
第3位「スムーズさ(ページの軽さ)(59.9%)」


なんだとか。


サイトを作るほうからしたら、難しいバランスだこと。


参考になる面白い結果だことw

2008年6月27日金曜日

オモロー

AMAZONODE



メモ。

最近、会社の人に教えていただいたんだけど、かなり面白いw

ネット人口

IDCの調査によれば、


2008年には定期的にインターネットを利用する人が約14億人に達し,2012年には19億人を超える見込みだという。この数は世界人口の30%に相当する。


とのこと。



中でも、インターネット広告に関しては、


「2008年の世界のインターネット広告費は65億2000万ドル。この額は,全メディアに対する広告費の約10%に相当する。2011年までにこの割合は13.6%に達し,世界のインターネット広告費は1066億ドルに拡大する。 」



ワォーwww

検索ランキング

comScoreより、4月のアジア太平洋地域での検索ランキングが発表されていたので、メモ。


comScore Releases Asia-Pacific Search Rankings for April 2008



GoogleとYahoo!が他の地域同様にアジアの検索エンジン・マーケットにおいて強い一方、アジア地域ではローカルな検索エンジンもしっかりと地域密着でやっているのが面白いw

M1サラリーマン

いつの間にか、気づいたらサラリーマンになって早3ヶ月が経ち・・・・


まさに俺のこと?という感じ。。


M1 F1総研 「忙しいサラリーマンの立ち寄り行動」

2008年6月24日火曜日

News Release

欧米企業サイトが解説する「ソーシャル・メディア・ニュースルーム」とは


Public Relationsが未だかつてないほど重要になってきた今日この頃、IRやCrisis Communication、環境についての取り組み等については日本でも注目されるようになってきたけど、それをウェブ上でも広げていこう、しかも従来のようにマスメディアの"スタッフー、スタッフー"の方だけでなくブロガーなど個人にそのニュースを拾ってもらおう、そのためにどうすべきかということは欧米に比べると遅れていると思う。



Media Pubさんで紹介されている、SHIFT Communicationsのテンプレがいい感じなので、張っておこうっとw

2008年6月18日水曜日

携帯(キャリア)に関する調査。

携帯電話についてのアンケート



中でも、個人的に面白かったのが、携帯キャリアに関するイメージ結果。



DoCoMoは、“最もメジャーで最も安心、通話可能エリアも広い”イメージ。

auは、“デザイン面や機能面に優れ、周囲の評判やサービスが良い”イメージ。

SoftBankは、“通話料金が安く、CMが良い”イメージ。


とのこと。


みうらじゅん氏によれば、携帯、携帯、孫さんwww

みうらじゅん 「番号ポータビリティについて」

2008年6月16日月曜日

Make him Say Yes.

米国で、非常にラッキーなことにロバート・B・チャルディーニ氏の講義を聴くことができたので、大学の時に買って以来本棚に眠っていた本を読んでみた。


人が動かされる要因は、たった6つ。すなわち、


・返報性
・一貫性
・社会的証明
・好意
・権威
・希少性


ということらしい。


分厚い本だけど、講義を聴いた後だったので復習がてらにすらすらっと読むことができた。
読んでおいて損はない本かと。


EC Data

「直近1年間でパソコンからのオンラインショッピング利用者は93%。
利用回数は、「10回〜19回」が23%で最も多く、「20回以上」が19%で続く。」


オンラインショッピングの利用に関する調査(第5回)


まあ、インターネット調査ですからね。。


にしても、

こっちでは楽天強しw

2008年6月12日木曜日

ポスト・モバゲー世代

第5回子供の携帯電話の利用について



子供の携帯電話所有状況は、


小学生低学年では18.7%、
   高学年では24.4%、
中学生     53.7% が所有。
高校生以上では100%近い所有率となった。



小学生高学年の4分の一が携帯を所有しているなんて・・・・

クロスメディア

電通press release


TV「オモロー」で検索。



Google急上ワード。

2008年6月10日火曜日

またモバイル系メモ。

モバイル広告「モバイル広告出稿、モバイルサイト常設企業の4割を超える」


MIXI・モバゲー世代を中心にケータイがコミュニケーションの中核的なプラットフォームを超え、まさに身体の一部となりつつあり、ケータイがないといけない今日この頃、でもやっぱりテレビも大好き僕たち。ネットやケータイしながら、テレビも楽しむ。その結果が、Googleの急上昇キーワードを見ていると如実に分かるから、面白い。



年末に携帯を変えたんだけど、早速F906が欲しくなってしまった・・・・


CMでキムタクが言っているけど、家の外などにいる時こそ、「Google一発検索」がしたい場面に多く出くわすしねー。検索も増えるわけです

2008年6月2日月曜日

2008年5月10日土曜日

3月の日本のトップサイト

ただのメモ。

comScoreが、2008年3月の日本のトップサイトを発表。


comScore Ranks the Top Japanese Web Sites for March 2008

2008年5月3日土曜日

利益の方程式

今日から待ちに待ったGWということで、とりあえずGWの読書第一弾。


社会人として、実践的なビジネス感覚を身につけておきたいと思い、毎度分かりやすさでお馴染みの勝間本を読んでみた。



「人 口増加で止まり、家庭ごとの経済状態が欧米各国に追いつき、為替も購買力平価ベースでほぼ実力相当になったために、経営というゲームが高度成長期の初心者 モードから上級者モードに切り替わった」という今日、『売上高』ではなく『利益』を管理することが必要になっってきたとのこと。しかし、従来の固変分解に よる利益管理の手法を、現場レベルで用いることはなかなか難しいので、もっと簡単にしちゃえ、それが勝間式万『万能利益の方程式』、すなわち、


利益=(顧客単価-顧客獲得コスト-顧客原価)×顧客数


とのこと。


で、この本の中では、顧客単価を上げるには、顧客獲得コストを下げるには、顧客原価を下げるには、そして顧客数を上げるにはどうすべきかが、詳しく説明されている。


個 人的には、『イノベーションのジレンマ』、『Diffusion of Innovation』や『キャズム』といった大学院時代にお馴染みのフレームワークが出てきたので、かなりテンションが上がったし、改めてマーケティングの重要性や面白さを認識することができた。


と同時に、広告 に携わる人間として、マーケティングや広告というのは、『利益=(顧客単価-顧客獲得コスト-顧客原価)×顧客数』という式の中では、『利益』を増やすための数ある活動のうちの一つであり、同時にそれは顧客獲得コストにもなることを認識することが出来た。今後、顧客獲得コストを考えつつ、クライアントの『利益』---『売上げ』ではなく---を増やせるような提案が出来る広告マンになっていきたいと思った次第でした。。


にしても、やはり一番『利益』のことを理解しているのは、勝間さんだろうな。毎回のことだけど、本の内容は相変わらず分かりやすいし、タイトルもキャッチーで、値段も自身が本書の中で示しているソフトカバーの王道の1500円、amazonでもトップだし・・・・さすがだなー

ケータイ小説。

ケータイ関連でメモ。


ケータイ小説についての調査によれば、


  • ケータイ小説、読んでいるのは8.8%
  • ケータイ小説を読む頻度、「ほぼ毎日」1/3以上、読む時間1日45分
  • ケータイ小説で感動したのは、「恋空」「Deep Love」「赤い糸」

とのこと。


そういえば、つい先日もGoogleのCEOであるEric Schmidtが、American Association of Advertising Agenciesの講演で、日本では、2007年に最も売れた本のトップ3が全て携帯発で、その後本として出したらさらに売れた、なんてことを話していたけど、3つの本って
「恋空」「Deep Love」「赤い糸」のこと?? 

最先端のケータイ文化についていけない今日なので、GWで帰省する際に、ケータイで小説でも読んでみよっかな。。


2008年4月29日火曜日

ケータイニュース。

メモ。

ケータイニュースサイト利用実態調査



そもそも、調査方法がモバイルリサーチなので、 「ケータイでニュースを見る」が約6割、「ほぼ毎日見る」は7割という結果は、納得。


あと、新聞購読との相関関係がなかったことも、個人的に納得。社会人になってから、毎日キヨスクで新聞は買うけれど、毎日行き帰りの電車の中では、ケータイでニュースもチェックするので。本当は、新聞読みたいけれど、電車が混みすぎでケータイが精一杯なんでね。。

2008年4月23日水曜日

DM

個人情報保護法、運営指針を答申・DM規制など


  「企業のダイレクトメール(DM)について、消費者から発送停止の要求があれば応じるよう求める規制を盛り込んだ。」



ポストと電通がでっかいDMの会社作っていたけど、どうなるんどう?



今住んでいるアパートの玄関横には、DM用の共同ゴミ箱が置いてあって、いつも一杯なんだよねー。だから、DMって、ゴミ箱へダイレクトのイメージしかないんだけど・・・・


でも、おじいちゃんとかが読んでいるイメージはあるんだよね。。

ネットでブランディング

メモメモ。


「インターネット広告出稿によるブランディング効果3つの法則」

モバイルショッピング

これもメモ。


モバイルショッピング経験者が6割近くに【第35回:モバイル調査】


社会人になって、携帯からインターネットにアクセスする回数が、以前に比べとても増えた。


特に、朝と帰りの電車の中だけど。。


多くの人が携帯からショッピングをしているのは、なんとなくわかるけど、6割近くの人がモバイルショッピング経験者だなんて驚き。


この結果が、サンプルが10代とかならわかるけど、20代、30代が中心と考えると、さらに驚き。


個人的には、やはりPCに比べて、比較が難しいところが、難点なんだけど。


モバイル強し。

Twitter

忘れないように、メモ。


「Twitter」日本語版公開、日本独自で広告配信も


Twitterが日本語版のサービスを開始。


今のところ、PC板のサービスだけらしいけど、このサービスには携帯でしょ。


しかも、さっそくトヨタが広告を出しているらしい。


今後も要注目。

2008年4月17日木曜日

こんな時代になったのか 笑

小学校1年から高校3年まで剣道部だった私ですが、何を隠そう、高校の時は、addicted to Kendoだったので、よく部室に置いてあった「剣道時代」を読んでいましたが・・・


このブログの右側見てください=======>


こんなマニアックな雑誌に、ブログ・パーツが出来たなんて・・・・


しかも、結構カッコいいwww




via:: IDEA*IDEA

2008年4月14日月曜日

破壊的トレンド。

社会人になり、本を読む時間も、ブログを書く時間も以前より少なくなってしまったけれど、今後も今まで通りこのブログを続けていきたいと思う。


JETOROのIT分野の調査を担当していた渡辺氏によって書かれた、最近のウェブにおける10のトレンドをコンパクトにわかりやすく解説している良書。

  1. Direct
  2. Free
  3. Crowdsourcing
  4. Presence
  5. Web-Oriented
  6. Virtual and Real
  7. Videos
  8. Interface
  9. Search
  10. Semantic Technology


個 人的には、今更ながらだけど、ニコラス・カーの「IT doesn't matter」を読んだ後にこの本を読んだので、CrowdsourcingやWeb-Orientedあたりを読みながら、相変わらずSaaSという言 葉を嫌って使わない某イノベーターが、これらの破壊的トレンドに、果たして対応できるのかなと思いつつ読んでみたり。


破壊的イノベーションについては、以前もこのブログで書いたけど、そもそもインターネット通信自体が、電話に対する「破壊的イノベーション」であり、AT&Tは、見事に「イノベーションのジレンマ」にはまってしまったわけで・・・


いかに「破壊的」トレンドに対応できるかが企業、個人にとって致命的な問題になってくるわけで、テクノロジーの進歩が激しいIT業界にいる人のみならず、そんなの関係ぇーと思っている他業界の人も一読すべきだと思う。


最初の小さな変化は気づかなかったり、取るに足らないものと思いがちだが、小さな変化の1つ1つをブックマークしておけば、それらが短い線になっていることに気づくであろう。」(渡辺.P.212)



2008年3月6日木曜日

次世代広告

この本が発売されたのは、去年の7月末だっと思うけど、大学院のテスト期間だったにも関らず、すぐさま本屋に駆け込んでこの本を買ったのを覚えている。

この本は、日頃大変参考にさせていただいている広告系ブロガーであるAd Innovatorの織田氏mediologicの高広氏日経の特集でおなじみの須田氏、さらに次世代広告テクノロジーに関る広告マンの方々といった、インタラクティブ広告の分野の第一線で活躍されている広告マンの方々によって書かれている本で、現在の広告テクノロジー、そして未来の広告のあり方について書かれている一冊。広告業界やメディア業界を目指している学生は、必読だと思う。


あと、〆の湯川氏の「新メディアをマネタイズするための広告」という記事のとても面白かった。

「検索という一種のメディアと、検索連動型広告という新種の広告手法がカップリングされて、1つの時代を作り出したのだ。つまり、1つのメディアの時代を形成する不可欠な要素とは、広告なのである。」



2008年3月5日水曜日

金融リテラシー

出す本出す本がベストセラーのなる勝間和代さんの、金融リテラシーに関する新書。


この本の凄さは、わずか230ページの新書なのに、金融リテラシーの必要性から、金融商品ごとの説明、さらに実際に行動に移すにはどうしたらいいかまで、最初の一歩を踏み出したい初心者が知りたい内容を簡潔かつ丁寧に解説してくれている点。


この本のおかげで、大学院時代大嫌いだった金融について勉強するモチベーションが沸いてきた。高校生からでも読めると思うし、大学生や自分と同じ年代の社会人の方にも、お勧めな一冊。


ネクスト・ソサイエティ

大学2年生(2003年)の時に読んで、大きな衝撃を受けた本。その後、大学3年時のゼミ選びも、その後大学院進学も、この本の影響によるところがかなり大きいと思う。めぐり合うことができて、良かった一冊。



・日本では、誰もが経済の話をする。だが、日本にとっての最大の問題は社会のほうである。


・ネクスト・ソサイエティは知識社会である。知識が中核の資源となり、知識労働者が中核の働き手となる。知識社会としてのネクスト・ソサイエティには、三つの特質がある。第一に、知識は資金よりも容易に移動するが故に、いかなる境界もない社会となる。第二に、万人に教育の機会が与えられるが故に、上方への移動が自由になる社会となる。第三に、万人が生産手段としての知識を手に入れ、しかも万人が勝てるわけではないが故に、成功と失敗の並存する社会となる。

これら三つの特質の故に、ネクスト・ソサイエティは、組織にとっても一人ひとりの人間にとっても、高度に競争的な社会となる。


・年金と移民の二つの問題が、先進国の政治の様相を大きく変えつつある。


読み返すたびに、常に新たな衝撃を与えてくれる良書。


2008年3月4日火曜日

ザ・マーケティング

本の整理をしていて、久しぶりにKotler&Kellerの"Marketing Management"を開いてみた。大学院1年目に大変お世話になった教科書だけど、そういえばこんなこと勉強したっけなって感じで・・・かなり忘れている状況orz 


なんと言っても、12th editionからは、Kellerも加わり、ブランドに関しても詳細に述べられている。


Branding is all about creating differences.


お堅い本かと思うけど、世の中の流行も取り入れられえていて、メトロセクシャルのiconとしてベッカムが登場したり、ダイレクトマーケティングの章では、最もホットなエリアとして、検索連動型広告(search-related ads)が紹介されていたり、新しい動向もきっちとカバーしているあたりがさすがコトラー。


厚くて、重いけど、今後もずっと持っていたい一冊。

2008年3月1日土曜日

放送と通信。

新動画時代・メディアが変わる(仮)
2008年3月21日(金) 午後10時00分~11時28分 総合テレビ


面白そうなので。



個人的には、引越しに際して、

to buy a TV set or not to buy a TV set, that is the question...



追記 3月20日

参考までに
野村総研 『2015年のメディア・コンテンツ産業』

池田信夫blog 「世界一優秀な日本のテレビ局」

2008年2月20日水曜日

日本の広告費2007

MarkeZineの記事によると、電通が発表した2007年の日本の総広告費は、前年比1.1%増の7兆191億円とのこと。


マス媒体が相変わらず減少しているのに対し、DMやフリーペーパー、インターネット広告は好調な様子。


経済産業省の「特定サービス産業実態調査」では、広告業を「広告代理業」と「その他の広告業」に分けていて、「広告代理業」が98.2%で、「その他の広告業」が残りのわずかで、その両方を合わせて広告業の売り上げ高は、8兆2768億円とうことらしい。


「2008年 基礎から学べる広告の総合講座」の2講によれば、日本の広告費は8兆円強の規模と考えられるし、さらに周辺市場を合わせれば10兆円規模になるらしい。8兆規模となると、05年の石化製品出荷額に相当するらしく、かなり大きな産業となるとのこと。


やはり注目すべきは、「その他の広告業」とのこと。



2008年2月15日金曜日

破壊的イノベーション。

スマブラXが100万本を突破任天堂ゲームソフトも一人勝ち、など相変わらず任天堂の快進撃が続いている模様。


ちょうど一年前、就職活動で任天堂とソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)の両社の会社説明会に参加することが出来た。その時、会社説明会を通じて(数時間の説明会だっだけど)、両社の戦略の違いを肌で実感することができたので、思い出しつつエントリー。


その戦略の違いというのは、任天堂が「みんなが(で)出来る」ゲームを作りたいというのに対し、SCEは「技術的に高度な」ゲームを作りたいというもの。


これって、まさに「イノベーションのジレンマ」の典型的な例。


ハー バードビジネススクールのC.クリステンセンによれば、「技術」は、「持続的技術」と「破壊的技術」に分けることが出来るらしい。「持続的技術」とは、製 品の性能を高める技術。一方、「壊的技術」とは、短期的に製品の性能を引き下げたり、主流から外れた少数の、たいていは新しい顧客に評価される特徴 があり、通常低価格、シンプル、小型で、使い勝手が良いなどの特徴がある技術らしい。


で、かなり大雑把に家庭用ゲーム機の歴史を見ると、
ファミコン→プレステ→プレステ2→プレステ3
                    →Wii

という流れ。(適当過ぎw)


プレステ3には、プレステ2の成功で得た資金を元に開発されたCELLという超高性能な半導体が利用されていて、プレステ2を上回る超高性能なゲーム機として、かなりのお値段で発売された。言わずもがな、プレステ3は、ファミコン以来常に性能を向上させてきた家庭用ゲーム機の最高峰であり、「持続的技術」と考えることが出来る。


一 方、Wiiは、プレステ2に比べても、そんなに高度な技術を使用しているわけでもないけど、誰でも楽しめる簡単な操作性や直感的なインターフェースといっ た新たな価値をもたらした。勿論、お値段もプレステ3に比べれば安いし、Wiiはプレステ3に対する「破壊的技術」と考えることが出来る。


このように、技術的に劣るイノベーション(Wii)が、時として、技術的に最高の製品を売っているイノベーター(SCE・プレステ3)を凌駕し、それに取って代わりマーケットを支配する現象が起こる。面白いのは、技術的に高度なイノベーションが、常に勝つというわけではない、というところ。


では、なぜプレステ3がWiiに負けたか。それは、「偉大な企業が全てを正しく行うが故に失敗する」ということらしい。


SCE は、顧客の意見に耳を傾け、新技術に投資し、家庭用ゲーム機として最高峰のプレステ3を作った。すなわち、技術的に登れるところまで登ったのである。しか し、「登れるが、降りられない」(Asymmetry Motivation)という現象に陥った。これが、「イノベーションのジレンマ」。イノベーターはイノベーターが故に失敗するのである。


その理由と解に関しては、クリステンセンの本や関連の記事を参考に。


そして、会社説明会に参加して実感した任天堂の強さの秘訣は、任天堂では社長を筆頭に「破壊的技術」について正確な理解があり、全社的に技術をいかにマネジメントしていくかについてのビジョンと戦略があり、それを実行しているところだと思った。



そういえば、最近インドのタタモーターズが10万ルピー(約28万円)の超廉価乗用車「ナノ」を発売したというニュースがあった。世界のトヨタがさすがなのは、レクサスを作っている一方で、グループ会社にしっかりと軽自動車がお得意のダイハツが入っているところ。

  

2008年2月14日木曜日

インタラクティブとOOHが増加。

Markezineのこの記事によると、電通の2007第3四半期までの売上高は前年同期比2.5%減の1兆5,125億4000万円だそうで、


業務区分別の売上高を見ると、第3四半期(2007年9月~12月)は、「新聞」467億6600万円(7.2%減)、「雑誌」190億2600万円(5.8%減)、「ラジオ」60億1900万円(2.8%減)、「テレビ」 1,889億9600万円(3.5%減)とマス4媒体がのきなみ前年同期と比べて減少。一方、インタラクティブメディア(インターネット、モバイル関連メディア)は63億9000万円で29.2%増、OOHメディアは122億300万円で12.8%増と好調を維持している。


とのこと。

世の中の流れから言えば、当然ということなんだろうか?!

2008年2月4日月曜日

検索 vs ECサイト

インターネットショッピングに関する興味深い調査をついでにメモ。


Webマーケティングガイドとボーダーズの調査によると

オンラインショッピングで購入しようとする場合、具体的にどんな方法で商品を探しているか尋ねたところ、
「商品名やキーワードで検索して、見つかったサイトで探す」が54.9%、
「決まったECサイト内で探す」が45.1%
と続く結果になった。

つまり、検索派とECサイト派はほぼ半々。


しかし、男女別でみると

オンラインショッピングで購入する場合、
女性で決まったECサイト内で探すユーザーは47.5%いるにも関わらず、
男性ユーザーはわずか16.0%に止まっていることが分かった。


つまり男性に関しては、8割の人が検索派という結果。


個人的には、本を買う時には、いつも利用しているAmazonを必ず使う。なぜなら、慣れているし、一度利用したことがあるから安心だし、決済方法も分かるし・・・他には、服などもいつも決まったサイトを使うんだけど。

ただ、それ以外の商品に関しては、検索エンジンで調べて、そこで見つかったサイトで購入することが多いかなーっと。

にしても、この男女差が気になる。

論文メモ。

ようやく課題研究が終了したので、忘れないうちに「検索連動型広告」に関する論文をメモ。

日本では、広告代理店や調査会社による検索連動型広告に関する統計的な調査はかなり沢山あるんだけど、アカデミックの世界ではあまりこの分野についての研究は進んでいない様子。なので、今回は米国での定性調査を参考にしてみた。その中でも、特にお世話になった論文をメモ。


Fain, Daniel C. and Pedersen, Jan O. 2006. “Sponsored Search: a Brief History.” Bulletin of the American Society for Information Science and Technology,

そもそも、検索連動型広告ってなんやねん?ということに応えてくれる、検索連動型広告に関する定義が述べられている。ちなみに、コトラー&ケラー(2006)"Marketing Management"では、search-related adsと言われているが、paid listings, spnsored search・・・世の中では様々な呼び方がある模様。


Jansen, Bernard J. and Resnick, Marc. 2006. “An Examination of Searcher’s perceptions of Nonsponsored and Sponsored Links During Ecommerce Web Searching.” Journal of The American Society for Information Science and Technology
56人の大学生を対象にして、各々に6つの検索タスクを与え、Eコマース時において被験者がどのように検索エンジンの結果ページ(SERP)を利用するのかについて研究している。被験者が、どのように普通の検索結果(オーガニック検索の結果)と検索連動型広告を利用しているか、また検索クエリの違い(具体的なクエリと大まかなクエリ)による検索連動型広告を利用するかしないかの違いがあるのか、などについて書かれている。


Hotchkiss, Gord. 2004. “Into the Mind of the Searcher” ENQUIRO Rsearch.
アカデミックな世界の人による研究ではないが、Enquiroというカナダの検索に関するもろもろを調査しているリサーチ会社の研究。あらかじめ簡単な質問をして厳選した24人の被験者に対して、2つの検索タスクを与え、Eコマース時において被験者がどのように検索エンジンの結果ページ(SERP)を利用するのかについて研究している。この実験では、利用している検索エンジン(Google, MSN, Yahoo!)ユーザーごとの違いが述べられている。


ということで、これらが主にお世話になった論文でした。




2008年1月25日金曜日

Youtube2.0

ここ数日、Youtube関連のニュースが多数出てきているのでメモ。


Youtubeモバイルが本格始動。
docomoユーザーであり、かつ年末に904シリーズにして、パケホーダイ・フルまでつけたので早速昨日使ってみた。


モバゲー世代ではないので、わざわざ携帯でYoutubeなんてみるか!?と思いつつ、友達と夕食を食べに行ったときYoutubeモバイルを試しに使ってみた。すると、これが結構いい。夕食を待っている間に、「ちょっとこの動画見てー」なんてやると、みんなで楽しむことができ、会話が弾む。ただ問題は、音。友達と一緒に動画を見たかったので音量を上げたかったんだけど、レストランにいた他のお客さんに迷惑になってしまうのではないかなっと思ったので、あまり音のボリュームは上げることが出来なかった。まあ、個人で楽しむときはイヤホンをしたらいいし、みんなで一緒に見たい時には、周りの人の迷惑にならない程度に注意して使えば全く問題ないと思う。


で、昨日Youtubeモバイルを使って、「携帯」という特性について改めて凄いと感じた。Youtubeモバイルは、PCに比べて画面は小さいし、迫力もないんだけど、ケータイが故にどこでも使えるという側面を持っている。まさにYoutubeモバイルは、PCで見るYoutubeに対する「破壊的イノベーション」。


勿論、これは、インターネットへのプラットフォームとしてのPC、それに対するMobile全般に言えることだし、Youtube自体が、既存のメディアに対する「破壊的イノベーション」だと思うけど。


そうして考えると、今日のニュースであったYoutube×角川とか、こういった流れは自然なことなんだなっと。ますます、Youtubeから目が離せないw

2008年1月13日日曜日

Searchfactpack 2007.

AdvertisingAgeからとても参考になるレポートが発表されていたので。

Searchfactpack 2007

いいデータがとても上手くまとめられているので、非常に参考になるかなっと。ただこれはアメリカのデータであって、もちろん全てが日本にapplicableなわけでもないかもだけど。

っていうか、このレポートの中って広告ばかり 笑
でも、ターゲティングは完璧。

百度。

前回の記事に続き、検索エンジンについて。


中国のネット検索大手「百度」日本へ本格進出


読売オンラインのニュースによると、百度(バイドゥ)が1月23日から日本でも本格的にサービスを開始するらしい。

Yahoo!とGoogleが人気を二分する日本の検索エンジン市場で、今後どのような差別化を図っていくのだろうか?

2008年1月12日土曜日

ザ・サーチ。

今、「検索連動型広告」について課題研究を書いているんだけど、それ関係で探し物をしていたらとても衝撃的な記事を見つけたので。

61 Billion Searches Conducted worldwide in August 2007  

米comScoreは米国時間10月10日,全世界の検索エンジン利用状況に関する調査結果を発表した。それによると,全インターネット利用者の95% を占める15歳以上のユーザー7億5000万人以上が,2007年8月に610億回検索したという。1人当たりの平均検索回数は80回を超える。



まさに、どんだけぇー。


検索エンジン別で見ると、1位はぶっちぎりでGoogle(+Youtube)、2位がYahoo!、そして3位が中国の百度、4位にMSN, 5位に韓国のNaver.comという順になっているんだけど、注目すべきは中国の百度と韓国のNaver.com。まず、単純に中国の人口って凄いなっと。あと韓国については、続きの記事で詳しく書かれているので、こちらを

John Batteleが自らの著書を「ザ・サーチ」にした理由が分かったような気がする。

2008年1月6日日曜日

blogger初。

2008年の年明けを機に、bloggerを利用してブログを書いていこうかなっと。

ここ2年以上、MIXI日記を自分の唯一のブログとして利用していたけど、やはりオープンな場でブログを書くことのほうが価値があるのかなって。

勿論、今後もMIXI日記は、よりパーソナルな情報の発信の場として使っていこうと思っています。


ということで、media51をよろしくお願いします。